事業内容

電気の流れと当社の業務

各需要家へ送られる電力は、火力・原子力・自然エネルギー(水力・太陽光・風力など)により発電されています。これらの発電方法にはそれぞれ特性があり、この発電の特性を活かし、組み合わせることで、24時間365日安定した電気を供給することができます。この「電気」は、各変電所を経由して皆さんの家庭に届いています。当社は、発電所からあなたの町の近くの変電所まで電気を送る、送電線の建設及び設備改修等の工事を実施しています。


架空送電線工事

架空送電線工事


基礎工事

鉄塔を建設するには、鉄塔の土台となる基礎が最も重要となるため、建設場所の地質や地盤の調査等を綿密に実施して、基礎の仕様を決定します。

基礎は、深いもので15m以上にもなる深礎基礎、10mx10mの方形マット型基礎等があります。


組立工事

しっかりとした基礎が出来上がると、その上に鉄塔を組み立てる作業に入ります。

現在は、タワークレーンを設置して地上にて部分組みした鉄塔部材を吊り上げ、ポスト接合部をボルトで接続し組み立てます。


架線工事

いよいよ鉄塔が建設されると、最後の架線工事となります。架線工事は、送電線工事の花形であり高度な技術と熟練を要します。

建設された鉄塔間に電線を架けていき発電所から変電所までの大型送電線路の完成となります。


架空線保守工事

常に途切れることなく、安定して送り続けなければならない電気。既に建設された送電線路の定期的な点検、調査及び巡視を実施し、早期に故障や異常を発見し事故を未然に防止する保守部門が大きな役割を果たすとともに、台風等の非常災害時の対応等電力会社のあらゆるニーズに応えるため九州一円に専門スタッフを配置しています。


光ファイバー通信線工事

急速に発展する高度情報化社会に対応するため、送電線路を利用した光ファイバー線による通信ネットの架線工事やメンテナンス業務を行なっています。


地中送電線工事

ケーブル通路設置工事

ケーブル通路設置工事ケーブル通路設置工事

開削工法 工事個所の地面を必要な深さまで掘削(開削)して、その底面にケーブルを通す既製の管路などを敷設して埋め戻します。


非開削工法非開削工法

非開削工法 工事個所の両端に推進機(掘削する機械)を搬出する発進立坑と呼ばれる縦穴を掘削し、搬入した推進機を使用して土を削っていきます。その後、推進管内にケーブルを通す管路を敷設します。


人孔(マンホール)構築工事

人孔(マンホール)構築工事

通路の途中に敷設したケーブルを接続する人孔(マンホール)を構築します


ケーブル敷設工事

ケーブル敷設工事ケーブル敷設工事

通路に電気を送る電力ケーブルを張っていく作業です。電力ケーブルは、事前に入れておいたロープをワイヤに引替え、ドラム車に載せた電力ケーブルを反対側のマンホールまでケーブル延線車で引いていきます。


災害復旧

災害復旧

自然災害(地震、台風、地滑り等)や第三者行為により送電線路が被害を被り、電力の供給支障が生じた場合においては、一刻も早く正常な系統に復旧する必要があります。電力会社等からの要請により、迅速に災害復旧体制を整える為、北九州及び中九州に建設グループ、九州各県に保守グループを配置し、被害にあった送電線路の復旧を最優先に行っています。


安全対策

安全対策

『安全は全てに優先する』をモットーに、墜落防止対策、落下物防止対策等を安全マニュアルに沿って実施し、災害を起こさない職場作りに努めています。また、定期的に安全用具の点検や交換を行い、自分達の身の安全を守っています。その他、工事現場への安全パトロールも実施し、安全への意識向上に努めています。