安全心得十ヶ条

一条 元気で相互信頼 協力し
挨拶は職場のマナーと心得て、オアシス運動を展開します。
一人ひとりを大切にし、自分の身は自分で守り、仲間も守るチームとしての自覚を持ちます。
安全衛生活動は、自分のこと、そしてみんなのことと考えて、安全衛生協力は自ら進んで行います。
現場、支社と本社間の双方向コミュニケーション実施による相互理解と信頼関係を構築します。
二条 正しい服装 身に付けて
職場の作業服装は、かっこいいスタイルよりも、仕事がしやすい、定められた服装を正しく着用します。
自分の安全を守ってくれる安全具・保護具を大切にして、正しく使用します。
三条 整理・整頓 第一に
職場はきちんと整理・整頓・清掃・清潔にして、いつも気持ち良い環境で仕事をします。
整理:いる物といらない物を区別、いらない物は捨てます。
整頓:いる物を決められた場所に置きます。
清掃:汚れやゴミを取り除きます。
清潔:身だしなみを整え、仕事場をきれいにします。
四条 機械や工具を 点検し
機械や安全装置を点検し、不具合あれば直ちに取替、修理を行います。また、安全装置の取外しは厳禁します。
自分を守る安全帯や保護帽の機能点検を行い、不良品を除去します。
機械・器具・工具は、正しい知識を習得し、正しい方法で取扱います。
手工具は自分の手足だと思って大切に扱います。
五条 作業の前に 危険予知
人間は、誰でもエラーをすると心得ます。
危険予知活動は、話合い、考え合い、気づき合って、安全を先取りし、危険への感受性を高めてやる気で実践します。
職場の自主活動を活発化させ、職場レベルで職場の問題をチーム全員の本音で「話合い、考え合い、分かり合い」解決します。
ゼロ災目指した安全手法(KY・指差し呼称)を実践し、職場や作業に潜む危険問題を行動する前に発見・把握・解決します。
六条 指示と手順を 遵守して
決められたこと、自分たちで決めたこと、指示されたことは実直に守ります。
職場における一人ひとりの役割を自覚し、その責任を全うします。
定められた仕事のやり方で正しい作業行動を守ることがプロフェッショナルと心得ます。
安全のルールである関係法令・社内規定などを遵守し、自分の安全はもとより仲間の安全も守ります。
七条 わからぬことは 問いかけて
問題・疑問を残したままでの作業はせず、問いかけ質問し、理解・納得のうえ行います。
作業中でも、問題・疑問が発生したら、解決、理解・納得の後、作業を開始します。
八条 合図・連絡 おこたるな
どんな小さな事案でも「報・連・相」を確実に行います。
合図は、相手に聞こえる大きな声で行い、相互確認の下、行動します。
関係個所との連絡は、事前に連絡体制を確立し確実に行います。
九条 慣れた作業も 慎重に
電気は見えない、臭わないと自覚します。
ゆとりと余裕をもった計画で、落ち着き、焦らず仕事をします。
ムリをせず、ムダなく、ムラのない仕事のやり方で安全な作業を行います。
どんな作業も初心に戻り基本動作を遵守します。
作業手順の要所要所では、自分の確認事項を「○○○○ヨシ!」と指差し呼称で確認します。
事故・災害の再発防止対策は、先輩たちの血と汗と涙の結晶であると心得ます。
十条 夜ふかし深酒 ケガのもと
食生活と健康は、栄養のバランスと食べ方に気を付け、正しい食習慣を身に付けます。
健康診断は自分自身の病気の早期発見、早期治療と仲間のために確実に受診します。
規則正しい生活をもとにして、丈夫なからだと明るい気持ちを継続します。
自分の健康は自分で守ることが社会人としての責務と心得ます。